え?!これ!



「なに?どうしたのこれ。」


「星には、もう一個お土産。似合うな。やっぱり。これにして良かった。」


嘘!うわぁ嬉しすぎる!


「ありがと!!」


すごい。私が好きそうなやつだし。


「俺とおそろいだ。俺も欲しくてつい。わりとペアルックっていいな。」


あ!ほんとだ。ピアス変わってる。


「嬉しい!ずっとつけてる。」


ほんとに嬉しい!さいこーの日だ。


「星」


呼ばれて振り向くと。


抱きしめられた。


「どうしたの?」


「そんなに喜んで貰えるとは、思ってなかった。」


なんだ。そんなこと?喜ぶに当たり前じゃん。


「似合うと思って買ってきてくれたんでしょ?それに神楽からならなんでも嬉しいし。」


こんな嬉しい贈り物私は、幸せものだ。


「ふっ。ほんとに星って良い奴。さすが俺の彼女だなまじで俺まで嬉しい。」


そうしてギュッてしながら笑いあってると…


コンコンコン
ドアを開けて覗いていた。

「「お二人さーーんそろそろ私達のお手伝いして下さいませんかねー」」


あ!やばい。
ってなんで覗いてるの!

「覗かないでよ!今行く!」


そう言って神楽から離れると。

「なに?行くの?啓たちに任せて…「バカ!ちゃんとやる!」


そう言うと渋々離してくれた。