「あ!星先輩!今日もお願いしマース!」


「うん。ちゃんと昨日のやった?」


「はい!あ!いや放課後言います!」

なんなんだろう?まぁいいやー



《イズside》


星先輩。この名前は、すごく似合ってると思う。

俺が先輩にあったのは、中学の頃。


進路に悩んでた俺は、夜散歩していた。

高台にある公園で先輩を見た。会ったと言うより俺の勝手な一目惚れ。


夜空を見ながら泣いていた。笑いながら泣いていたそんな先輩の姿に一瞬で目を奪われた。


その姿は、儚くて弱くてでも強く光っていた。
名前にあるように星のように光っていた。


制服を見て高校だってわかって。

俺は、真っ先にこの高校だ!って決めた。


入学したら名前がわかってでも隣には、すでに男がいて。

やった!と思ったら失恋。

けどその後もチャンスが来た。


別れたって。だから近ずいた。


けど結構毒舌ででも話していくうちに優しくなって笑って。だからテストが終わったら告ろうと考えていた。



「おいイズ大丈夫なのか?」

こいつは、中学から一緒の拓。


「なにが?」

「いやあの先輩神楽先輩と付き合ってた人だろ?」

あーあの話か。

「平気だよ。」

「お前…いやなんでもない。俺がお前の恋心配したってなんもできないしな」


なんだ?こいつ。

「大丈夫だよ。ありがとうな」

「お前が傷つかなきゃいいだけ」

「あぁ。」

ほんとに優しいやつだ。


早く放課後になんねーかな。