《神楽side》


おいおい!誰だよ!


電話の男!

たぶん星は、拒否ってたよな。


けど絶対男の方は、狙ってる。

敬語だったから後輩か?

どうすんだよ俺!


うわぁ早く仕事終わらせて帰らねぇと。


まじで会いてえ。焦りしかねぇよ。


「おい神楽。どうした?そんな青ざめた顔して
もうすぐで仕事終わるし少し休んだらどうだ?」


父さんに心配されるほど青ざめた顔してるか?


「いや仕事のせいじゃない。」

わかってる。ただの嫉妬だって。
けど焦りしかねぇよ。


星は、あぁ見えて鈍感なとこあるし。


マジやべぇよ。

ましてや天然な所あるしな。
まぁ鋭い時もあるけどな。


「神楽?なんかあったなら話とか聞くぞ。たまには、親を頼ってくれ。今からでも俺はお前に親としてできることをしたい」


いやいや父さんそんな深刻な事じゃねぇよ笑


「あのさー父さん高校の頃今の俺みたいに留学みたいなことした?」


父さんは、俺が話し始めたことにビックリしながらも笑って俺のベットに座った。


俺は、椅子に背を預けて話す。


「まぁ多少は、したな。それがどうかしたのか?」


「彼女いた?そんとき」


父さんとこんな話するようになるとは、思わなかったな


「まぁいたな。」


マジか。まぁこんな整った顔してりゃいるか。


「なんだ神楽。もしかして星ちゃんの事か?」


まぁこんな話すればわかるか。

「あぁ。あいてーなーと思って」


「お前。星ちゃんが聞いたら笑われるぞ」


と言いながら父さんが笑っている。