あれから1日がたって神楽と警察署へ行った。




事情聴取をして帰ってる途中。




「なぁ星。もういいんだぞ。無理しないで。
俺ひとりでも平気だし。だからさぁもういいよ。俺のとこにいなくても。俺といたら危ないし。」




こやつは、何を言ってる。
ほんとにムカつく。


「わたしが無理して神楽のそばにいると思ってんの?なんもわかってない。いったでしょ!
心配なの!大切な人を心配してるの!」



どうして引き離そうとするの?
どうして1人で頑張ろうとするのよ!




あまりにも悲しすぎる。



「でも…俺は」


「私は、神楽のそばにいたいだけ。神楽がそばにいてもいいよっていうならとことんいさせてもらう。神楽が辛い時は、一緒に辛い気持ちをもちたい。」



「お前らしいな。ありがとう。」

馬鹿げてるよね。好きな人に振られているのに。でも簡単に諦められるほど簡単な気持ちじゃやいから私は、好きな人のそばにいる。


そう考えていると

神楽の電話がなった。




神楽が出た瞬間。

「はい。え?本当ですか?すぐに行きます。」





そう言って走り出した。わけもわからずついて行く




さっきいた場所警察署だ。



「神楽君。君にとって悪い話かいい話か分からないけど知る権利があるから。

捕まったよ。今。あなたを苦しめてた母親と
その男タチ。もう安心して暮らせるからね。よく頑張っわね」




神楽は一瞬固まったと思っまたら…

泣き崩れた。子供のように。

どれだけのものを抱えていたのだろう。

でもはやかったな。


以外と一瞬で捕まった。神楽の母親は、虐待でその男達は、暴行罪と窃盗罪で捕まった。



私は、ただそばにいたくて名前を呼んだ。

「神楽。」


ただ小さい神楽を抱きしめる。私にしてくれたように。



「星。星。ごめん。今だけだからうっうっ…」


「うん。泣いていいんだよ」



そう言って泣きじゃくった。たぶんずっとずっと糸を張っていとんだと思う。




こんなになるまで我慢してただなんて。





それから何分いや何時間たったんだろう。




もう当たりは、真っ暗でで。
家に帰る途中神楽が話し始めた。






「ありがとう。俺こんなんでなんも出来なくて。でもさちゃんと終わったんだよな。俺これからやりたいことやっていいんだよな」





「うん。いいと思うよ。」



そう言って空を見上げだ。まだ儚くてでも輝きに満ちている。星。ぽつぽつと光っていく星たち。





まるで私たちを照らすように。