しばらく歩き続けると、ようやく熱が収まってきた。 周りを見れば、さっきとは比べ物にならないくらいの人とお店。 たくさんのお土産屋さんが並ぶ光景に、何となく気分が上がる。 「どっか見たいのか?」 周りばっかり見てた。前を歩く季龍さんは、少し笑っていた。 いろんな店に入って、あれこれ見て行くだけ。 それだけなのに、季龍さんとそうしているのが少し不思議で、嬉しかった。