廊下に響くのは季龍さんの足音だけ。 やけに響く足音は思考を落としていく。 「 」 季龍さんが何か言ってる…。目を開けなきゃけないのに、だんだんと暗くなっていく視界を止めることも出来ないまま。 真っ暗闇に落ちた。