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「うう……緊張する」











私はユウの車から降り、大きな総合病院を見上げる。










……飛び出してからというもの、当然レイとは話してもないし姿を見てすらもいない。









レイたちと出会ってから、こんなに会わなかったのは初めてだ。









だから余計に変な緊張が体を走る。










__…いけない、いけない。
こんな所で怖がっててどうするんだ









今から私はきちんとレイに謝るんだから、あの日のこと。











……もう、嫌われてたってしょうがない。会うのも嫌だって思われてても。









__それでも、私は自分でも抑えられないほど頑固だから。










私がってしまったことは、きちんと謝ってスッキリしてからレイたちと離れたいんだ。

















まあ、はっきり言えばこれもただの私のワガママ。









そんな私のワガママを、レイはきっと聞いてくれるから。








どんなに嫌な奴だったとしても、最後まで耳を傾けてくれるから。











……私はそれに、甘えさせてもらうよ。