人を好きになることは、

穂花と別れ家の近くの最寄り駅へと着いた頃には靴擦れの部分からはすごく出血していて、痛さは麻痺して感じられなくなっていた。

ミサンガは擦り傷からの血でほのかに赤く染まり始めていたがどうやらそれは穂花にはバレなかったみたいでそれだけでも気持ちは楽だった。

あとは、歩いて家に変えるだけ…!
よしっ!

そう気持ちを固めノロノロと歩いていた足をはやめ駅を出た。

痛みは麻痺しているからスタスタ歩いても平気なわけで出血がひどいなか帰宅路を急いだ。

ゆっくり歩いたらせっかく麻痺してたのに感覚が戻ると思ったから。

歩けなくなることなんか考える暇のないくらいひたすら歩いていた…。