人を好きになることは、

友達思いの穂花のことだ、靴擦れしたなんてバレたものなら即刻お出かけは中止になるだろう…、

…そんなの…、やだ!!

その一心で急いでリュック内をあさるるもお目当ての絆創膏は見当たらず代わりに出てきた小学の頃に、穂花がお揃いでプレゼントしてくれた緑色のミサンガを手に取り、私は痛さを我慢してスニーカーに裸足を突っ込んだ。

「ーっ!」

当然、痛くないわけがなく先程よりも激しい痛みに顔が歪むもすぐに私は可愛い穂花と比べられるのが恥ずかしくて付けれずにいたミサンガで傷口を隠すように足首に付けると痛さを我慢しながらトイレから出た。

「あっ、千春っ!って、そのミサンガ小学の頃にあげたやつだ〜、やっと付けてくれたんだ!」

「気づいた?可愛いね、このミサンガ。」

その後も、何とか靴擦れがバレないように一生懸命痛さで歪みそうな顔で微笑んでいるうちに穂花とのお出かけが終わった。