そのまま、雑貨屋を見て歩くことになり私と千条くんと猫のクッションについて話していると…

ーピコンッ！

スマホのメッセージの着信音がなりスマホを取り出す。

そこには穂花からのメッセージが山のようにきていた。

《OK！伝えといたよ！》

《千条くんと何かあったの？》

《あまりにも遅いって先生が怒ってるけど…、どうする？》

《勝手に午後からの出席にしといたから早く来てね！》

全ての穂花からのメッセージを見てすごい迷惑かけてることに罪悪感を覚えながらもスマホの時計を見た私は隣にいる千条くんに早口で事情を説明した。

今の時刻は、11時半でどう考えても早くここのお店からでないと午後からの授業には間に合わないことを。