「はい!千春、完成したよ!」

「ありが…ってえ?!これ、私?!」

千条くんと駅前で助けてもらったお礼も兼ねてお出かけすることになり私は、急いで穂花に相談すると当日、穂花にコーディネートしてもらうことになり穂花の家にお邪魔していた。

「あとは、この服に着替えたら完成ね!」

それだけ穂花は伝えるとベッドの上に私が今日着る服を置き部屋から出ていった。

ベッドの上に置かれた袖口が緩めの白色で薄い生地の服に黒色のミディ丈のスカートという春らしい服装に私は身を包むと部屋に戻ってきた穂花に応援され最寄り駅で待ってくれている千条くんの元へと向かった。