わたしには親がいない。

わたしをかばって死んでしまった。

あの2人は…強かった。

私がいたから、あの2人は死んでしまったんだ。








ああ、想い出に浸っても仕方がない。学校の用意をしよう…





って…もう9時半。学校が始まるのは8時半…ってことは…

うん、遅刻だ。もう諦めてしまおう。



私の髪の毛はなぜか金髪だ。そして眼は青い。
お母さんやお父さんの顔はもう忘れてしまったけど、どっちかがイギリスとのハーフだったのだと思う。

今日も目立たないよう、地味子を演じよう。

黒のカラコンをして
髪の毛は三つ編みに。

よし!これでいっちょ地味子の完成!!