十人十色恋模様

「それで……こんな事言うのはどうかと思いますし、木山さんが困るのは百も承知ですが言わせてください」


私は彼に見つめられ、目が逸らせなくなった。


捉えて離さないとでも言わんばかりの目力だ。

目を逸らさず、1度だけ頷くと彼は優しく微笑んだ。


そしてすぐに真剣な表情へと変わり、こう言った。






「俺はあなたに惹かれています」