九条くんと一緒にいたくなくて、私は走って家まで帰った。 「はぁ…っ。疲れた…」 九条くん、思いっきり掴むから手首真っ赤だし。 「…悪魔だ。」 峻くんが天使なら、 九条くんは間違いなく悪魔だ。 だけど、 これでいいんだよね…? 私、間違ってないよね…?