ふわぁー!
眠いねぇー。
そろそろ下にいくか!
トコトコトコトコガチャ
「「はよ」」
お母さんに挨拶をしたがなんかおかしい
普段ならお母さんは仕事の準備でドタバタしている
が…、今日は優雅に紅茶を飲んでいる。
嫌な予感がする…。
私の予感はあたる方だと思うが気のせいか…?


「「おかあ「再婚するの!!!!」はぁ!?」」

さ、再婚!?
嘘やろ。

母「うふふふふふ。その人ねー、すごく優しくてすごくかっこよくてすごく頼もしいの!」

「「はぁ…」」

なんかすごくを強調してるのは気のせいか…?
母「それでね!今日この家に来てくれるの!」
「「はい?」」
母「「1ヶ月この家にいてから向こうの家に引っ越すの!」」

お母さんは浮かれてるようだったけど、私は違った…。
ねぇ、お母さん…、私になんも相談もしないって…。
今日その相手と知り合ったわけではないでしょう?
ねぇ?私なんかの意見は要らないの?
お母さんが良ければそれでいいの?

私の心は浮かれているお母さんにイラついた。

母「それでね♪なんか向こうに「「っざけんな!」」え?茜ちゃん?」
「「実の娘になんも相談もしないで決めたわけ?はぁ?お前さえ幸せだったらそれでいいのかよ!?あぁん??」」

どうしよ、とまらない。言っちゃいけないことがスラスラと口からでていってしまう。
お母さんはびっくりして、申し訳なさそうにした…。
違う、こうじゃないのに…。

ピンポーン♪♪
運がいいのか悪いのか玄関のチャイムがなった。
お母さんは申し訳なさそうに私の方をみて玄関の方に行きドアを開けた。
すると
?「幸子さん!!え?どうしたんですか?」
幸子はお母さんの名前だ。
母「…。一輝さん…、その…」

一輝という人は|д゚)チラッと私の方をみて悟ったのか「あー、そーゆことですね。とりあえずはいりましょ。」
と言い、私がいるリビングまで来た。
なんか後ろに4人一輝って奴の後ろにいるが…。

(一輝さんは仮父とします)


仮父「君が茜ちゃんだね?」
「「そうですが?」」
仮父「はじめまして、如月 一輝と申します。幸子さんとお付き合いさせていただいています。」
「「再婚とは?」」
仮父「実は先週ほどプロポーズを幸子さんにしまして…///」

はぁ?先週?それなら私に言う時間なんかたくさんあったじゃない!

お母さんは気づいたのか
「あ、茜ちゃん!違うの、言う勇気がなくて…」

はぁ…。
なんという自己中なんだ…。

「「それで、今日から1ヶ月この家に住むと…?」」
仮父「うん…。そのつもりなんだけど…」
母「あのね、茜ちゃん…。その、新しい家族もいるかなって思って…」
「「新しい家族!?お前昔、私にあんなめに合わせて…!!私には家族なんてもうあいつらで十分よ。あいつら以外の家族なんて要らない」」

私がいっているあいつらとは狼牙のこと。
昔のあんなめとは何かって?
それはね、