キミに捧げる初恋のオト


逆質問されて困ったのか、高峯さんはしばらく何も言わなかった



「ごめん、逆質「いやだから」

僕が謝ろうとしたら高峯さんが言った


「いやだから。みんなわたしを特別に扱う」

「わたしがふつうに過ごしてるだけなのに、みんなから見られて落ち着けないから」



僕は驚いた
あんなにみんなから愛されているのに




「ねぇ、もう1回弾いてほしいなさっきの曲」


少し緊張するけど、僕は弾くことにした



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高峯さんはずっと僕のピアノを聴いてくれた

僕にはとても長い時間が過ぎたように感じた




「奥村くんピアノうまいね」

初めてだった
こんなふうにひとに褒められるのは

だからとても嬉しかった





高峯さんは帰り際に

「また聴きに来ていい?」

と聞いてきた



僕はうなずいた



高峯さんはとてもかわいい笑顔で帰った