《side蓮》


「なぁ、蓮。」

「んー?なんだよ、そんな真剣な顔して。」


クリスマスイブがもうすぐ過ぎようとしていたその晩

芳樹は真剣な顔をして俺の部屋に来た。


「………俺さ、好きかもしれない。」

「…?誰を?」


突然の告白に、俺は驚くしかなかった。