あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

ゆっくり動き出した観覧車に揺られつつ

2人でキャラメルポップコーンを頬張る。


「もーだいぶきたね、うわ、高いっ…。」

「芽依高いとこだめだっけ?」

「んーん、そんなことないけど…。さすがに下見たらちょっと怖い笑」


そのまま2人で他愛もない話をしていると

突然芳樹が、隣座ってもいい?と

立ち上がった。