あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

「芽依、プロだったの……?」

「プロって笑大袈裟だよ笑」

「いやいや、あれはプロだって…。」


その細い腕でよくあんなに早く叩けるね、と芳樹は感心したように言った。


「はー、よく遊んだぁー。」

「楽しかった?」

「うんっ。今日はありがとうね。」

「それは俺のセリフかなー。」


チョコもらったしね、と

芳樹はいたずらっぽく笑って言った。