あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

「やっぱりよしくんだーっ。」

「百合、お前なんでここにいんだよ…笑」

「だってー、この前よしくんと行った時美味しかったからー。」


百合、と呼ばれた女の子は

私に気づいてぺこり、と会釈をした。


「ほらー、やっぱり彼女ときてるんじゃんー。」

「うっせぇぞ、ったく…。」

「この人がこの前言ってた人ー?」

「余計なことゆーなよ。」