あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

「こ、これじゃ身動き取れないじゃん…。」

「えー?あ、じゃあ、そこ座って。」

「ここ?」


カーペットの上を指さされて

私は言われた通りにそこに座った。


「っと、これでよし。」

「ちょ、ちょっと、くっつきすぎっ…///」

「いいじゃん。俺らしかいないんだし。」


私を後ろから抱きしめるようにして座った芳樹は、満足そうにそう言った。