あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

「私は別に普通だもん。」


南美ちゃんは女の私から見たって

すらっと背が高くてモデルさんみたいで

正直うらやましい。


「ほらほら、寒いし早く学校行こ。千夏にチョコのこと聞くんでしょ。」

「あ、ちょっと待ってよーっ。」


私は少し早足になる南美ちゃんを慌てて追いかけた。