あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

「……彼女できてから気づくとか、最悪。」


タイミング悪いよね、と私か笑うと

南美ちゃんは私をぎゅっと抱きしめた。


「…今日の朝、イチャイチャしてたくせに、彼女いるとかずるいよ。」


芽依が悪いんじゃないよ

南美ちゃんは言って、ただ私のことを落ち着かせるように抱きしめてくれた。