あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

私の左隣に座ってる南美ちゃんが、何も言わないけどすごく心配そうに私のことを見てるのが目に入って

大丈夫だよ、と私はもう1度言った。


「芽依…、ほんとに、大丈夫…?」

「大丈夫だって。南美ちゃん心配しすぎ。」


千夏ちゃんと優衣ちゃんがトイレに立ったすきを見て

南美ちゃんは私に言った。