「うん、いちごも美味し。」

「芽依ちゃんのもちょーだい。」


あーん、と口を開けて待ってる芳樹くんは

えさを待ってる動物の子どもみたいで可愛かった。


「なんか鳥のヒナみたい笑」

「それどーゆー意味笑」

「可愛いってことー。」


私が言うと、可愛いって俺も男なんだけど?と

気づいた時には芳樹くんの顔が目の前にあった。