お正月から数日後

私は、怜のことを駅の近くのカフェに呼び出した。


「んで、何?話って。」

「………いきなりどーしたって、思うと思うんだけど。」

「うん。」

「私たち、こーゆーのもう終わりにしよ。」


この一言を言うのに

何回思いとどまって、何回目をそらしただろう。