あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

「さっき言ってたのは、これからきてるってのはわかる?」

「あ、うん…。」

「これのここをこっちにもってきて、変形するでしょ。んで、この条件があるから…。」


芳樹くんが女の人みたいにきれいな字でさらさらっと何かを書いて南美ちゃんに見せると

今まで沈黙だった部屋に南美ちゃんの声が響いた。