あっちじゃなくて、俺のほう向いて。

「ここじゃない?わかんないの。」

「そうそう、それがなんでこーなるかわかんなくて…。」

「なるほどね。」


芳樹くんは南美ちゃんの隣に座って

ここ見て、とさっき指さしていた場所より少し上のところを指でトントン、とした。