オリンピック出場の夢に破れた元アスリート女の子達、奈々(30代)、みき(20代)、ひかり(20代)、れな(20代)、なつみ(20代)が、社会貢献のためにボランティアで東京から犯罪者をなくす為、東京の町を守るために警備活動や町おこし協力隊として活動をしていた。腕には、認知症サポーターキャラバンオレンジリングをつけている5人。
5人は、ひったくりを捕まえたり、レイプされている女性を助けたり、子供の登下校の交通整備、認知症高齢者の徘徊の保護などで社会貢献していた。
一方、元防衛大臣の近藤健史(50代か60代)は、今なお世界では、民族・宗教の違い、領土・資源の奪い合いから紛争や有事がおこり国民が巻き添えをくい尊い命が失われているのに懸念していた。
ある日、彼女たちの活動が認められ、警察で表彰を受け新聞に「美しき最強の警備ガール」として掲載された。
その記事を見た近藤は、彼女たちを日本を守る警備ガール(秘密諜報員)としてスカウトする。
美しくて最強の警備ガール5人組は(エンゼルス)という名前で近藤をボス、奈々をリーダーとしたプロジェクトチームとして活動することになった。
まずは、2020年東京オリンピックまでに日本にいるテロリスト達を倒し、東京オリンピックを成功させたいと願い目標で活動していた。
輝かしい東京の巨大高層ビル群がそびえたつ。スクランブル交差点を行き交う人々の後ろ姿。明るく、輝いていた東京の映像が薄暗くなっていく。
空には、稲妻か閃光が光る。薄暗いオフィス街の日中。
東京都心ビルの一室で人質事件があり、エンゼルスが人質を助けようとビルに侵入する。
入り口には「平和への道」イベントと書かれた張り紙がある。
イベント会場入り口には2人の犯人が見張っている。
コスプレ姿のエンゼルスなつみ(20代)が、ピザの配達員を装い犯人にピザを届ける。
可愛いなつみを見た犯人が気を緩めスカートをめくろうとした瞬間、ピザを犯人の顔面にぶつける。残りのエンゼルスが中に侵入する。
平和の尊さを訴えるイベントには、高齢者から子供まで沢山の人が集まっていた。
イベントの出演者だと言う杖を持った戦争経験者(元特攻隊員)岩田(90歳)は自身の戦争経験を伝えるための講演活動をしている。介護福祉士のれなが外に救出している。
エンゼルスは、正当防衛の場合は暴力をふるう犯人に手をあげることができ、元射撃でオリンピックを目指していたみきと奈々だけは銃を持たされていた。
エンゼルスは、どんな殺人鬼でも殺さない、銃で撃つ時は腕か肩を狙うのがお約束。
犯罪者は法で裁くべきで殺してはいけないというボスの考えだったが、その日は人質が銃で撃たれ命を奪われそうだったのでみきが銃で犯人を撃った、人質の命も犯人の命も助かったが、みきが撃った銃は犯人の頭をかすった。
その後、ボスと事務所でみきとリーダーの奈々が言い争いになり、みきたちは殺人犯は殺すべきだと訴える。そのことから奈々と口論、殴り合いの喧嘩になり奈々とみきの間には深い溝ができてしまった。
ボスは、自身のお爺さんが太平洋戦争で大日本帝国の命令を遂行して死んだ話や、お爺さんが回天と言う秘密兵器で敵艦に攻め自爆した、BC級戦犯だと言う話をする。
お爺さんにも大切な家族がいて、敵艦で死んだ人にも大切な家族がいることをエンゼルスに伝えるが、みきたちは、殺人犯は消すべだと訴える。みきは、ある事件に巻き込まれ悲惨な過去を隠して生きていることをひかりだけは知っていた。
そんな中、テロリストが海外から密輸した生物兵器「パンダ菌」笑いキノコとパンダの幹細胞などバイオテクノロジーで作られた菌を東京にばら撒いた。
その菌を大量に吸った人は、笑い苦しみながら、人間からパンダのピースちゃんになってしまう。
テロリストは、東京じゅうにパンダ菌をばらまきパンダになった人間を捕獲して高額の金額で売ったり、数億という高額なワクチンを売るのが目的でした。
東京の交差点には、パンダ菌でパンダになってしまったパンダ人間の群れがクローズアップ。
パンダ菌は、日本だけではなく世界各地に広がり伝染していった。
果たして、エンゼルス達は、犯人からワクチンを奪い取り世界中の人を助けることができるのだろうか?