昨日は篠山君の部屋でシャワーを浴びさせてもらいとんでもない約束を結んでしまったが、それもあの、くそ野郎の浮気のせい。


そのあとすぐ家に帰り、その日の出来事を整理できないまま終えてしまい、そのまま眠ってしまい気づけばもう朝。


急いで準備して会社に向かおうとマンションの共有の自動ドアを出るとそこに、スーツをビシッと着こなした見覚えのある人が…


「し、篠山くん、ど、どうして?」

「ん?一緒に会社行こうかと思って。」

といってスタスタと先に駅のほうへ向かう篠山君。


「待ってよ。」

私は急いで彼のことを追いかけた。