香「え…まじで、ここなのか?」



美「うん」


ーコンコンー



愛「どーぞー」


ーガチャー



そう、理事長室。…保健室に私がいてそこに誰か入ったらその人は私の味方だと思うやつもいるだろうから、理事長室のならその心配はない。



愛「…香月…と、美月?!!どうしたんだ?!」



香「理事長…なんで俺の名前ー」



美「説明するから、とりあえず香月…降ろしてくれる?」



香「あ、あぁ」



香月は私をソファのところに降ろした。



愛「で、説明してくれるんだろ?」



美「はい。…えっと…じゃあまず、なんで理事長が香月の名前を知ってるのか、だけど…」



香「その前に!…理事長、なんか掛け布団とかないですか?」



愛「掛け布団か?…それならこっちの部屋に………………ほらっ」



香「ありがとうございます。かけとけよ」



香月は私に掛け布団をわたした。


愛「美月、寒いのか?」