〜美月side〜




ここ…は…。



香「姉ちゃん?」



美「香月…。…ここ…」



香「保健室だよ」



美「そっか。……ありがとね、香月」



香「ううん。…姉ちゃん、俺が言ったこと覚えてる?」



美「うん」



香「…俺の気持ちは変わらない。…俺は姉ちゃんを信じる。…でも俺は俺のしたいようにする!」



…覚悟決めたんだ…。…だったら私も答えないと…。



美「うん。わかった。…私は止めないし、香月を信じてる」



そう言うと香月はパァァァっと顔を輝かせた。



香「おう!」