愛「よく来たな」



夜舞と月龍で話し合いをする場所、それは理事長室。…けれどまだ月龍は来ていなかった。






美「…愛斗さん、今回の件…ありがとうござ…」



愛「ああ、いーっていーって!」



美「でも!」


愛斗さんは、夜舞…奈津に連絡をしてくれたみたいだ。…あの時みんなが来てくれたのは、愛斗さんのおかげだ。


愛「俺は連絡しただけ。…他は何も出来なかったし、むしろ俺が謝りてぇよ」



南「いやそれなら、俺がその日学校に来とったら良かったんです。…俺、休んで倉庫に行ってて…」



美「南は悪くないよっ!…それなら私が…っ」



奈「きりがない」



譲「確かに!!……まぁ、全て終わったんだからそこはもういいんじゃん?」



真輝「おぉ、珍しく譲がいいこといったっ!」



真田「珍しいな」



譲「珍しくもなんともねぇわ!!!」


ふふっ…

最近ピリピリした感じだったから、こういうのなんだか心地がいい。




ーコンコンー


愛「あいつらが来たみたいだな。…入れ!!」


ーガチャー


修「失礼…します」