moon~満ちる日舞う少女~【下】




「帝王って…最近できた族って聞いたんすけど…本当なんですか…?」



美「…まぁな。…お前らも気をつけろ。それとあんまり不用意に情報を漏らさないように」



「は、はいっ」





帝王は確実に月龍を狙う。…あいつらの情報をてにいれられたらもっといろいろ出来んのに…っ。


美「…仕方ねぇ。…今回は情報収集に回るか」



南「へ?」



美「南、私祐さんのところに行くけど南はどうする?」



南「祐さん?!…行く!」



多分わかっているだろうが、誘見祐さん。2代目総長。歴代夜舞パーティ(名付けは愛斗さん)で祐さんはよくくるからみんなも知っている。



ーカランカランー


日「いらっしゃいませー!…あれ?美月ちゃんと…確か、南君…?」


美「はい。あの…」


日「あ、祐なら今中にいるよ!お客さんが来ていて話してるところだけど、入っていいよ」


美「お客さん?」


日「うん。…あ、いらっしゃいませ!…ごめんね2人とも!中入って大丈夫だから!…」


そういうと日向さんは、「お待たせして申し訳ありません」と案内に行ったので、私と南は入ることにした。



ーコンコンー


祐「あー?日向かー?今取り込み中…」


ーガラー


祐「おっ、美月ぃ〜!!」



美「ぎゃっ!…」



抱きつきかけた祐さんに回し蹴りしてうまくよけられてしまった。



愛「美月と南じゃねぇか」



美「愛斗さん?!!」


お客って愛斗さんだったのか!



祐「もしかして、帝王の件か?」


美「…はい」