moon~満ちる日舞う少女~【下】








私は自分が月龍の元姫だということ、黄平と関わりがあること。自身が族グループに所属していることを話した。


当主「ふむ。…大体は分かった。つまり、で彼も族の一員ということだね」


奈「はい」


当主「…族の名前まで、きいてよいいかな」


…正直そこは戸惑った。けれど、陸をたすけるには当主の信用は不可欠だ。

それに、私が夜舞にはいっていることがわかっても、私にはなにも悪いことは無い。


美「夜舞です」


「あの…ですか?!」


当主の執事の人が思わずと、声を上げた。


当主「そうか。だったら信じられそうだ。…夜舞という族には悪い印象は感じられない」


美「ありがとうございます」


それは、初代から受け継がれたものなんだろうな。