moon~満ちる日舞う少女~【下】






千「知っています。それも同様に巫女さんからすごい方だとお聞きしました」



美「そう……。実は、私が舞月なの」



千「…………そ、そうなんですか?!!」



美「信じてくれる?」



千「もちろんです!!…正直、びっくりしましたけど…なんか納得しました」



美「納得?」



千「はい。佐倉君を助けた件もそうなのですが、月龍に居ても馴染んでいますし、裏切り…という言い方はあまりよろしくはないですが、躊躇があまりないように感じましたので。…だからそういう場面には慣れていたんだと、今納得しました」



そんなこと思っていたんだなぁ。



美「でも、理解してくれて良かった。んでまぁ、宮野は昔のライバルみたいな感じだったの」



千「なるほど。確かに宮野先生はなんだから元ヤンな感じがしますもんね」



うん。そうだろう。「あぁん?!」と、宮野は不良オーラ振りまいてるからね。



美「では、霧島先輩も夜舞のお方なんですか?」



奈「まあな。って俺は元から不良っぽいだろ?」



それは青い髪にピアスのことを言っているのだろう。