moon~満ちる日舞う少女~【下】










【翌日】




美「え、本当?!!!」



千「はい!父も美月先輩に会ってみたかったらしく、無理やり予定を開けてくれて」



美「え、私に会いたかったの?」



千「はい、私が常々美月先輩のことを話すもので」


う、それは逆に会うの緊張するよ…



奈「いつ会えるんだ?」


千「……申し訳ないんですが、今日…ということに」


き、今日?!!


美「いや!逆に早い方がありがたいよね!!」


奈「だな」


千「そう言ってもらえて良かったです。それでですね、近くに迎えが来る予定で…」


美「へぇ、何時くらい?」


千「それが…10時くらいに…」


10時?!って…もうすぐじゃん!


美「い、行こう!」


千「すみませんっっ」


私たちは走って靴箱まできた。が、ある問題が発生した。

靴箱に月龍の下っ端と勝がいた。


千「えっと、なにか事情があるんですか?」


それはきっと、奈津が彼らにあってはならないという事情で。それを千代ちゃんは察してくれた。

私は「うん」と頷いたあと、宮野に連絡した。


総『あ、美月か。なんだ陸のことなにかわかっ…』



美「ごめん宮野、頼まれてほしいことがあるんだけど!!」