奈「助かるよ。ありがとう」
千「いえっ」
愛「じゃあまず、赤羽時見財閥当主に会えないと話は進まない。が、もし会えなかったとしてもその時のためにもしものことが必要だ。だから、今日はまず時見に任せてもいいか?」
千「はい!」
美「ありがとう。…じゃぁ、今日は解散しようか。千代ちゃん、なにか分かったら連絡お願い」
千「わかりました!」
そして、私たちはその場で解散した。
…けど、それら千代ちゃんだけで、私と奈津は理事長室に残った。
美「で、奈津はどうやってきたの?!」
奈「え、途中までバイクで」
美「誰にもみられてない?」
奈「もちろんだ」
奈津は、見られた気配はない、と付け足した。そりゃあ全国1位の夜舞は喧嘩は当然だけど、特に他より凄いのは気配。…オーラと言ってもいいかもしれない。
前、香月にも言われた。『夜舞の人って、onとoffの切り替えがうまいな』って。
自分の気配を極限まで薄めたり、オーラを消して一般人に紛れたり。
美「奈津がそういうなら、大丈夫かもね」

