moon~満ちる日舞う少女~【下】












っていってもな〜。どこ見に行こ…



美「近いところから回ってくか」



今1番近いのは…バスケの行われる体育館。だからバスケを見に行くことに決めた。








ームワッー



美「わ〜」



なんというか、試合とかある体育館ってどこもこんな感じなのかな。と思うほどムワッとしていた。温かい空気と薄い酸素。…緊張が肌でわかる。



千「美月先輩っ!!」



美「千代ちゃんっ」



千代ちゃんは赤いリボンで結んだポニーテールを揺らしながら私の方に向かってきた。



美「試合終わっちゃった?…結果…聞いてもいい?」



千「はい、勝ちました!」



美「そっかそっか。よかった!おめでとう」



千「ありがとうございます!」



確かに、芝田上手かったし…そんな簡単には負けないだろう。