moon~満ちる日舞う少女~【下】










美「えっと〜テニス…練習いこうかな」


と思ったが、テニス場も予約がいっぱいでなかなかあかないらしい。

どうするかな〜。…野球してるかな?


美「…」


どうせグラウンドも予約いっぱいだろうと、私は諦めて屋上へ向かった。…全校生徒参加だけど、どこも空いていないなら仕方ない。…1時間だけさぼろう。



ーガチャー



美「……あ…」



陸「…あ?」



うわ〜。…よりにもよって、陸に会ってしまったァー!!いや、私はいいんだけどね?!陸がすごく嫌そうな顔してるから…



美「えっと…陸…さぼり?」



陸「ああ」



とにかく、気まずくてだした言葉だったが以外にも陸は答えてくれた。



美「隣…いい?」



陸「勝手にしろ」



私は言われた通り、勝手にする。陸の隣に立ちグラウンドを見渡した。



美「…陸はなんの競技にでるの?」



陸「………」



美「陸?」



陸「…俺はでねぇよ」



美「…え?」



その意味が理解できなかった。ただサボるから、という理由には見えない。



美「ど、どういうこと…?」



ゴクッと喉を鳴らしながら聞いた。