美「……今からバスケの練習しようと思うから、一緒に出来るかな?」
でも私は明るい声で返す。
キ「…俺、バスケで優勝するつもりねぇし。」
それはきっと、私がいるから。
美「みんなは優勝目指してるよ」
キ「………お前がバスケじゃなかったら、頑張ってたかもな」
美「…じゃあ、私がやめるならいいの?」
キ「……そうだな。…やめればやってやるよ」
それがクラスのためになる。…べつに私自体優勝狙っているわけじゃないけど、クラスのみんなは張り切っているからそこに水をさすわけにはいかない。
私がバスケをやめればキャップ君はバスケの練習に参加してくれる。
美「なら私は…」
「美月さんっ!!」
やめる。と言おうとしたのに遮られた。
…私の名前を呼んだのは、最近あまり声の聞かなくなった…
美「慶…」
だった。

