巫「…美月、学校じゃ普通の子なのにぃ〜」



美「そりゃぁ、隠してるからね」



巫「月龍にも?」



美「うん」



巫「…そう。……でも、舞月がこんな近くにいて、本当にびっくりよねぇ〜。……私もね、私たち撫子を救ってくれた黄平に感謝してるから、本当に助けてくれてありがとう」



そういって微かに涙を浮かべた巫女は、いつものギャルっぽくなくて、可憐だった。