そして、月龍について。
私は舞月でみんなは月龍。…敵、とまではいかないが決して馴れ合う関係ではない。
南と学校で初めてしゃべったときに言った記憶が蘇る。
『私は情がわいたりしない』
修也たちに情がわいてるかと聞かれればわいてないと思う。…だけど本当は勝や順太郎に、私と居た時は楽しかったと言ってもらえて嬉しかった。
美「仲間…か…」
だから、修也が私を仲間と言った時…心が傷んだ。私と過ごした時間を大切にしてくれて、私を仲間と言ってくれて…私はそんな人間じゃないのに…っ。
ーピロンー
美「…メール…?香月から…」
考え込んでいた私の元に弟から1通のメールが届いた。それを読み私は思わず吹き出した。
香《姉ちゃん、あんま深くかんがえすぎるなよ?姉ちゃんは頭良すぎてかんがえすぎて遠回りしすぎだから》
双子だからかな?…私のことが遠くにいてもわかるのかな。
私はそのメールを保護して、ケータイを閉じると同時に瞼も閉じた。

