「さーつき!おはよ!」
(あ、場面が切り替わった)
「あー!真紀!おはよう!!」
「今日は遅刻しなかったんだね〜」
「ちょ!みんなしてやめてよ〜あたしは遅刻魔じゃない〜」
「えーどこがよー!」
「「「「あはははは」」」」
「もうー!みんなばかにしてー!」
「はあーい、静かに、藤井?そんなに後で職員室来て先生の手伝いがしたいかな?」
「うっ、や、やです、ごめんなさい…」
「素直でよろしい。ほら、藤井だけじゃないぞー早くみんな席につけ〜」
(学校、だよね、しかもクラスが3年生になってる)
(なんか、リアルすぎるよね夢なのに)
(さっきからいるあの女の子、“真紀”って呼ばれてるよね)
(私と同じ名前、なのは偶然なのかな、?でも、あたしじゃないのは確か)
(だって、確かに見た目は少し似てる気もするけど周りの友達だって違うしなんと言っても性格が違いすぎるよね)

