誰なんだろう。
誰一人、知ってる人がいない。
「美緒……」
「……!あなたは、さっきの」
知らないけど、微笑んだ。
その人は、少し安心した顔を見せた。
「お名前、教えていただけませんか?」
「いいよーー
俺は、美緒のことを1番に思ってる、高木晴斗、よろしく!」
「……っ!」
太陽のように眩しく輝くその笑顔は、どこかで見たことがある。
「ちなみに、呼び捨てでいいよ」
「はい」
それに、あなたのその瞳は、あたしが見た、あの瞳。
「狼、なんですか?」
「……!え?」
「あなたの瞳は、あたしを見ると優しくなるのに、違う人を見ると狼のように鋭くなってしまう……人が、苦手なんですか?」
「ああ……昔はな。でも今は、美緒のおかげで、苦手じゃなくなったよ」
「あたしの、おかげ……?」
「ああ」
あたしは思い出せず、申し訳なくて、俯いてしまった。
「ごめんなさい、思い出せ……ーー」
ーーチュッ
「……っ!」
顔を上げると、唇を覆われた。
「美緒、護ってやれなくてごめんな……次はちゃんと、護ってやっから」
「晴斗……」
高木晴斗ーー
思い出せるかな?
《美緒STORY END》
誰一人、知ってる人がいない。
「美緒……」
「……!あなたは、さっきの」
知らないけど、微笑んだ。
その人は、少し安心した顔を見せた。
「お名前、教えていただけませんか?」
「いいよーー
俺は、美緒のことを1番に思ってる、高木晴斗、よろしく!」
「……っ!」
太陽のように眩しく輝くその笑顔は、どこかで見たことがある。
「ちなみに、呼び捨てでいいよ」
「はい」
それに、あなたのその瞳は、あたしが見た、あの瞳。
「狼、なんですか?」
「……!え?」
「あなたの瞳は、あたしを見ると優しくなるのに、違う人を見ると狼のように鋭くなってしまう……人が、苦手なんですか?」
「ああ……昔はな。でも今は、美緒のおかげで、苦手じゃなくなったよ」
「あたしの、おかげ……?」
「ああ」
あたしは思い出せず、申し訳なくて、俯いてしまった。
「ごめんなさい、思い出せ……ーー」
ーーチュッ
「……っ!」
顔を上げると、唇を覆われた。
「美緒、護ってやれなくてごめんな……次はちゃんと、護ってやっから」
「晴斗……」
高木晴斗ーー
思い出せるかな?
《美緒STORY END》

