なにおんなじセリフ、言ってんだよ……

「ふぁーい……」

まっ、いっか。

「俺、廊下で待ってるわ……」

「うん!」

ハア……このままじゃ俺、100日以内に

殺されかねねぇな……

ーーガチャ

「……っ!」

ドアからヒョコッと顔を出した美緒。

「晴斗?どしたの?」

なんて無自覚な姫なんだ……

ビックリしたし、ますます可愛くって、ありえねぇー……

「どうかな……?」

そう言って、ドアを閉め、体も現した。

「……っ!」

ヤベェ……可愛すぎる……

美緒の服装は。

紺色のジャケットに、緑色と黒色のチェック
柄のスカート。首元には、スカートと同じ
緑色と黒色のチェック柄のリボン。

長い髪は、ポニーテールにしている。

「やっぱり、変……?」

なんちゅー可愛い顔してんだよお前はっ!

「べっ、別に?変じゃねぇと思うけど?」

なんとか言えた……

「……!」

だーっ!!

なに目ぇキラキラさせてんだよっ!!

「ありがとう!!よかったぁ!」

宣言します。

俺美緒に、100日以内に殺されます。

《晴斗STORY END》