「晴斗は1人で、闘っていた……」

〈「あれ!?」

「……!」

ーードサッ

「晴斗!!」

ーードコッ

「俺に勝とうなんて、100年早いんだよ」

「晴斗!!喧嘩はもうしないで!!晴斗 いなくなるのいやだよ!」

「もう、喧嘩しない……」

「約束」

ーーギュッ〉

「晴斗は警察行きなはずだったんだけど、この街で最も強いとされ、警察にもかなわなかった暴力団だったから、晴斗は警察に行かなくて済んだんだ」

「晴斗はさ、野獣なんだよ。狼なんだよ。見たろ?晴斗のあの目を」