砂糖より甘くコーヒーより苦く

「……っ!」

「言ったろ?俺が本気で護るのは、美緒だけだって……」

「うん……!!」

「可愛いなぁ、美緒は」

「……っ!」

「絶対、離すもんか!!」

「……っ!」

晴斗は昔と変わらぬ、太陽のような眩しいくらいに笑った。

「絶対、結婚しような!」

「……っ!うん!」