「じゃあ、上がりマース」

「「「どうぞー」」」

最後はテンション上げて。3人は声を揃えて言った。

なんて微笑ましい家族なんだ。

そう思っていると、ある部屋の前に着いた。

ーーコンコン

俺は、ピンク色のドアをノックした。

ーーシーン

うん、寝てる。

ったく、眠り姫にも困ったものだ。

ーーガチャ

ドアを開けるとそこにはーー