授業が終わり、部活時間だが、行く気にもなれず、あたし達は、部活を休んだ。
「部活休んでよかったの……?」
「「へーきへーき!!」」
声を揃えて言った胡桃ちゃんと新井くん。
「2人って、どーなってるの?」
「「へ!?」」
「付き合ってるの?」
「「いやー、そのー」」
「まーいや。どーせ、付き合ってるんでしょお?」
「「……はい」」
そっか。おめでたいじゃん。
「おめでとう」
「「ありがと」」
もしかして、あたしのために言わなかったの?
なんか気、遣わせてるな……
ーーコンコン
「はい」
「「……!」」
2人が息を呑むのも無理はない。晴斗の声が、とても小さかったからだ。
「部活休んでよかったの……?」
「「へーきへーき!!」」
声を揃えて言った胡桃ちゃんと新井くん。
「2人って、どーなってるの?」
「「へ!?」」
「付き合ってるの?」
「「いやー、そのー」」
「まーいや。どーせ、付き合ってるんでしょお?」
「「……はい」」
そっか。おめでたいじゃん。
「おめでとう」
「「ありがと」」
もしかして、あたしのために言わなかったの?
なんか気、遣わせてるな……
ーーコンコン
「はい」
「「……!」」
2人が息を呑むのも無理はない。晴斗の声が、とても小さかったからだ。

